「第40号 〜ファミレス時代の落日〜」

  すかいらーくは、1970年に、東京・府中に一号店を構え、ピークには
  700店舗を超えた。現在では、150店に縮小。
  2009年末までに閉鎖あるいは、別の業態へと変更する。

  この事実を、日経産業新聞では、モータリゼーションの到来を見越し、
  洋風スタイルにしたレストランは車でやってくる家族を主要顧客と設定し
  高度経済成長の波に乗ったと分析している。

  衰退の原因を、この家族が、2009年には、4人家族は少数派となり、
  全国平均2.5人を下回る事が要因としている。

  一人でお店に入っても、いまだに何名様ですか?と聞いてくるのは、
  その現実を直視できない表れだろうと結んでいる。

  さて、この現象を、感性トレンドを用いて紐解いてみよう。

  先のデジタル期は、1971年〜1999年までである。
 (1999年にアナログ期に転換している)

  ファミレスがあちこち、どこでもみることができたのは、1985年
  前後のことである。

  これは、デジタルピークの年だ。

  東名高速道路の東京インターを降りた環状8号線沿いには三件の白い
  お洒落なファミレスが、その象徴だった。

  同じ形態ながら、制服で差別化を図っていたのが、アンナミラーズだろう。
  (これは、別の要素で、結果生き残る)

  すかいらーく・デニーズ・ロイヤルホスト全盛から、和風ファミレス
  イタリアンファミレスへと、流れ、低価格で訴求しなければ、集客が
  難しくなり、現在に至る。

  感性トレンドのデジタル期のキーワードは

  ・同質・同品質
  ・効率
  ・白・黒
  ・皆と同じが心地よい

  がある。

  これらのキーワードをファミレスは、持っていたことに気付くだろう。
  デジタルピーク時に白いファミレス。

  誰が、どの店に行っても、同じ金額で、同じサービスで、同じものを
  食べる事ができる。

  その為には、マニュアルが必須となる。

  これが、1985年以降ソフト期に入ることにより、
  内容の充実が求められる。
  
  その結果、和風レストラン〜イタリアンへの食のカテゴライズがおこった。

  現在、アナログ期に入り、これらのスタイルでは、
  顧客が満足できないことが顕在化し、客足が離れた。

  自分だけの特別が嬉しい時に、

  ■マニュアルスマイル
  ■マニュアル接客
  ■マニュアル料理

  画一のサービスでは、顧客は満足しない。

  その反対の形態である、隠れ家的な○○○がキーワードになり、そのような
  お店が繁盛しているのが、現在のアナログ期の様相である。

  デートの時、デジタル期では、ファミレスでも通用したが、
  現在、ファミレスに連れて行かれて嬉しいという女性は少数だと思う。
  最も、好きな相手ならどこでも嬉しいという人もいっらしゃるのだが・・・

  
  ちなみに高度成長は、1985年はプラザ合意があった。
  その背景には、日本の産業が強くなり過ぎたという背景があった。
  高度経済成長が、牽引したというのは、全くの間違いではないが、
  1985年をピークとしてみるならば、違う事になる。

  結局、客足が遠のき、低価格路線へとシフトせざるおえなくなったが、
  その低価格でも、今では通用しなくなったと見るのが正解だろう。

  おそらく、客足が遠のいた時は、事実を認めたくなかったのでは
  ないだろうか?

  そして、マーケティング手法から、低価格路線へとシフトしていったのでは
  ないかと想像される。

  もし・たら・れば、はビジネスでは禁句だが、
  この感性トレンドを知っていて、
  そのお店のオリジナル商品や店の形が店舗ごとに違っていたり、
  サービス形態もお店独自のものが許される事になっていたら、
  それは、コストもかかり、ファミレスとはいえないかもしれないが、
  残っている結果になったのではないだろうか。

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「第39号 〜2008年 感性トレンド大賞〜」

  大賞を発表します。

  アーガイル柄流行です。

  このアーガイル流行はブログにも掲載しましたが、ブログ+アルファで、
  大賞理由を説明して参ります。

  早い人は昨年辺りから身に付け始めている。

  アーガイルはスコットランドのアーガイル地方が、発祥地とされている。

  元々は、タータンチャックの変形である。

  このタータンチェックも、今年、流行しているが、これは、
  元々は家紋のようなものである。
  日本で言えば、まさに家紋。

  家柄を表すものである。

  伝統・格式のキーワードがあてはまる。

  日本でも、戦国武士に萌える女子が増えたり、家紋ブームがあったり、
  篤姫の驚異的な視聴率、レッドクリフのヒット、三国志ブーム、
  歴史ある神社などへの旅行者の増加という現象が見られた。

  これは、歴史のあるものや伝統、ひいては本質のキーワードが該当する。

  そして、見た目的には、多色も当てはまる。

  これらの要素を全てもっていて、かつハード期を担う短軸索活性を表す流行が
  アーガイルなのである。

  タータンチェックよりも、ひし形になることに、よって、高さが強調されると
  ともに、エッジが効いているのが、アーガイル柄なのである。

  そして、アーガイルの言葉のデジアナ度も、アナログ度が相当高い。

  これだけ、見事にアナログ期ひいてはハード期の予兆を含んだものは、
  このアーガイル柄だろう。

  上記の理由からアーガイル柄を2008年度の感性トレンド大賞とします。

  受賞者の方は、最初にアーガイル柄を身に付けた方に送られます。

  でも200年ほどの歴史があるそうなので、実際には、気持ちだけの授与
  ということになります。


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「第38号 〜2009年を読む〜」

  2009年を読む前に、2008年の年頭、ブログに2008年を
  先読みした記事があるので、目を通していただけると幸いです。

  http://analystkansei.blog73.fc2.com/blog-entry-59.html
  ---------------------------------------------------------------------
  高さの気持ちよさは、まだ続きます。そして、ハード期の特徴も顔を出します。

  本質や本格、伝統など、これらに類似したものがキーワードに
  なってくると思われます。

  ・長い歴史を有するもの。

  ・起源が神事にまで遡るもの。

  ・格式の高いもの。

  ・老舗。

  ・〇〇の本質。

  ・原点回帰。
  ----------------------------------------------------------------------
  一部抜粋すると、このような事を書いてます。
  いかがでしょう?

  今年は、それが、更に深堀されていきます。
  偽者と本物の差がより顕著になり、かくあるべしという意識が根底に流れます。

  2008年と違うのは、顧客層のデジアナ度に合わせたサービス・商品展開
  などが必要になってきます。

  この辺りのくだりは、ブログに記してありますので、まだお読みで無い方は
  そちらをご覧ください。

  http://analystkansei.blog73.fc2.com/

  皆様の大きな関心ごとである景気。
  これは、経済アナリストの方も、多くの経営者の方もご指摘の通りの
  厳しい現実が待っています。

  感性トレンド、経済トレンドの相関では、2008年〜2016年までの間は
  谷にあたります。谷といっても、どん底ではありません。
  
  山の頂が欠けたように、山の上のほうがかけている状態となっています。

  また、もっと大きな感性トレンドの波でも大きな変革の時期になっています。
  
  大戦後の世界の枠組みが変わる可能性も多いにあります。
  これは、2009年一年では終わりませんが、
  早ければ、その動きが顕在化してくるでしょう。

  実は、その先見現象が、海賊問題であったり、イスラエル・パキスタンなどの
  問題となって、既に現れ始めてきています。

  この辺りの、経済トレンドと感性トレンドとの相関と大きな感性トレンドに
  関しては、まだ未発表のものです。

  詳しく知りたいと思う方には、ご連絡をいただければと思います。
  こちらは、申し訳ありませんが、有料となります。

  話を元に戻します。

  2009年のキーワードになってくるは、基本的には、まだまだアナログ期の
  物でよいです。
  ただ、顧客属性を間違えると、はずします。
  徐々にデジタル期のようなキーワードが顕在化してきます。
  
  2009年をビジネスで乗り越えるには、小手先のものでなく、本質を貫いて
  いる本物である事。
  そして、顧客属性に合わせたデジアナバランスを読みそこにあわせる事。

  この二点になるでしょう。


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「第37号 〜感性トレンドの応用の仕方D〜」

  これまで、キーワードの見つけ方から、検証の仕方を連載して参りましたが、
  本日は、最も簡単でベースとなるキーワードを上げさせていただきます。

  それは、

  複雑:シンプル=アナログ期:デジタル期、です。

  この、複雑なのか、シンプルなのかということです。
  脳が認識をするにあたり、

  どちらの事象が、

  ■より複雑であるか?
  ■よりシンプルに認識できるか?

  ということです。

  アナログ期のキーワードに、何回も登場してきた【高さ】ですが、
  なぜ、高さが複雑なのか、説明します。

  人の目は横長に切れています。

  この地面で生活し、水平線上の獲物を見つけたり、敵を早くに察知するには、
  目が横方向に動いた方が効率的です。
  この効率的というのは、実はデジタル期のキーワードの一つでもあるのですが。

  ご自身で、視線を横に動かす時と上下に動かす時とどちらが筋肉に負担が
  かかっているか、体感できると思います。

  また、何かを思い出そうとする時に、視線を上げる人がいます。
  これは、敢えて、複雑な筋肉の動きをさせて、長軸索系のスイッチを
  いれているのではないかと思われます。

  話を元に戻します。

  目の動きで追いきれないときは、首を動かし、対象物を補足します。
  この時の首の筋肉の動きも顔を横に動かす時と縦に動かす時、
  どちらが、より多くのエネルギーを消費しているかは、体感できると
  思います。

  横方向は、割と簡単で、縦方向は、難易度が高いといえます。

  つまり、脳にとっては、動かす筋肉の量が増えるということになります。
 
  すなわち、たくさんの電気信号を流さなければ、高いということを
  認識できないのです。

  同様に、脳が認識するにあたり、直線と曲線とどちらが、どちらが
  複雑で、どちらが、シンプルなものであるか、ご理解いただけるかと
  思います。

  直線は、A点とB点を結ぶ最短の距離です。
  曲線は、A点とB点を結ぶ最短ではないものです。

  曲線を認識するにあたり、直線という概念では、捉えきれない為に
  他のニューロンが立ち上がり、初めて曲線が認識されるのです。

  こういったことが、脳の潜在域(本人の意識していない部分)で
  行われているのです。

  アナログ期には、複数のニューロンが活動をした方が心地よいわけです。

  ですから、複雑なものの方が好感度があがるということです。

  もう一つの頻繁に出てくる多色も同様です。

  モノトーンであれば、白と黒を認識するニューロンの発火でまかなえますが、
  多色のものを認識するには、色の三原色とその組み合わせを認識する
  必要があり、それらを認識する為のニューロンが発火しているのです。

  なので、アナログ期には、多色が好まれるのです。

  なにかのキーワードが見つかりそうなとき、この原則=複雑かシンプルか?
  を確認すると、キーワード抽出の助けになるでしょう。

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「第36号 〜感性トレンドの応用の仕方C〜」

  では、これまでの方法で発見できたキーワードを検証し、間違いないなと
  いうところまできたら、更に確証を得る方法を紹介します。

  キーワードが抽出できたら、これは、簡単です。

  時系列に、その事象が、どのように変化をしているのか確認すると
  よいでしょう。

  例えば、アナログ期のキーワードの一つに【高さ】や、【多色】がありますね。

  この高さというキーワード、あらゆるところに散見できます。
  物理的な高さから、精神的な高さまで、本当に面白いほど、様々なところに
  見ることができます。

  この高さ、アナログ期の目で見ることができる高さは、ふんわりとした
  高さである事まで気がついていたら、もう、かなりの達人の域に達したと
  いえます。

  身近な例で、見てみましょう。

  髪型です。

  女性であれば、おだんごヘアーの変遷を思い出してみてください。
  1999年ごろ、若い女性のヘアースタイルに、小さなお団子をつくる
  ヘアースタイルが見れるようになりました。

  最初は、2〜3センチくらいのお団子だったものが、いまや、直径10センチ
  くらいの大きなものさえ、見ることも可能になっています。

  最初はお団子でしたが、今やソフトボールよりも大きな、既にお団子では
  ないボリュームがあります。

  お団子が複数になり、更に複雑さを増している髪形も存在します。

  また、お団子でなく、ふんわりと高さをだしているのは、もう当たり前ですね。
  アナログ度の高い方は、鬼盛りなどのように、スプレーで型が崩れないように
  セットしています。
  また、使用するヘアピンの数も半端なく多くなっています。

  男性でも、この傾向があることがわかります。

  ベッカムヘアーを思い出してみると、よくわかると思います。

  このように、時代の変わり目は、小さな変化であったものが、徐々に
  その存在が顕著になってくるものは、間違いないキーワードです。

  そして、その変遷は、アナログ期のものであれば、アナログピークにむけて
  どんどん顕著になっていきます。

  ですから、応用をするのであれば、ピークに向かいその度合いを大きくして
  いけばよいということに、なります。

  ピークを過ぎると、顧客属性に気をつける必要があります。

  アナログ度の高い層にむけての商材なのか、そうではないのかを見極める事が
  必要です。

  デジタル度の高い顧客層には、別のベクトルが心地よく響き始めてくるので、
  そのまま、流行しているからと上市すると、データのシミュレーションを
  裏切る結果となるでしょう。

  この辺りの、お話は、また、改めてさせて頂きます。

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「第35号 〜感性トレンドの応用の仕方B〜」

簡単におさらいをしましょう。

  33号では、縦軸=時系列に対象商材を並べてみて、キーワードを発見。
  34号では、横軸=同時代の色々な商材を並べてみて、キーワードの
  検証・発見。

  ということになります。

  もう一つの方法とは、時代のピーク時を比較してみるという方法です。
  デザインのように目で見てわかりやすいものは、アナログ・デジタルビュー
  です。

  デジタル期のピークは1985年ですが、それ以前からぼちぼちと現れて
  きますので、1982年〜1985年をデジタルピークとします。

  現在はアナログ期ですが、そのピークは2013年ですが、
  既に2006年からアナログ期の要素が各所に出始めていますので、
  ここ2〜3年から2013年までを今期のアナログピークとします。

  そして、前回のアナログピークは、1957年ですので、1954年〜
  1957年辺りを前回のアナログ期のピークとします。

  検証してみたい商材のそれぞれのピーク期のデザインを比較してみると
  いう方法です。

  やはり一番理解しやすいのは自動車のデザインだと思います。
  ファッションにもあらわれますが、ファッションは様々な要素が絡みやすい
  ので最初は自動車など開発コストがかかり、商品サイクルの長いものが
  読み取りやすいと思います。

  読めるようになってきたら、他の難しい商材でも読み取る事ができるように
  なると思います。

  例として、クラウンのデザイン変遷を参考にしてみてください。

  http://www.kansei-trend.jp/jireishu/Crown/TOYOTA_Crown.html

  1955年のクラウンは、曲線基調であることがわかります。
  1983年・1987年のクラウンは直線基調であることがわかります。

  同様にスカイラインでも検証してみましょう。

  http://www.kansei-trend.jp/jireishu/Skyline/SkyLineFrameset.html

  1957年のスカイラインは驚くほどクラウンに似ています。
  1995年のスカイラインは画像をクリックして詳細までご覧頂くと
  ご理解頂けると思いますが、直線で構成されているのが理解できます。

  アナログ期のキーワードが曲線。
  デジタル期のキーワードが直線。

  これが解り易く理解できます。

  そして、多くの場合、このキーワードは対語になることが多いのです。

  33号・34号で、発見したキーワードを更に今号で紹介させて頂いた
  方法で検証し、間違いなければ、そのキーワードは、間違いないものと
  思われます。

  そのキーワードが、全く関係のない商材に見られたら、更に決定的な
  ものとしてよいでしょう。

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「第34号 〜感性トレンドの応用の仕方A〜」

前号で紹介した方法で、なにかしらのキーワードを見つけたとします。
  それが、正しいのか間違っているのか、確信が持てないときには、
  横軸で検証してみてください。

  横軸で検証すると言う意味は、そのキーワードが同時代の、
  他の商材にも現れていないか確認をしてみるという作業です。

  今期のアナログ期ブレイク期(現在)において、顕著に出てくるキーワード
  として、高さ・多色があります。

  わかりやすい例として、多色というキーワードを検証してみましょう。

  前回は車での検証でしたが、自動車にも、この多色は、現れていて
  カラーバリエーションが非常に豊富にラインナップされています。
  コストを考量したら、多色な商品ラインナップを揃えるのは、避けた方が
  コスト削減につながるはずですが、豊富なカラーバリエーションが用意
  されています。

  この多色を他の商材でも見ることができるのかと検証をしてみると
  いうことです。

  例えば、携帯電話。いかがでしょう?
  昔は黒・シルバー・白くらいのラインナップだったものが、現在は、様々な
  色がラインナップされています。

  パソコンなどもそうですね。レッツノートの天板は多色ですね。
  ランドセルもそうです。
  文房具にも見ることができます。
  下着もそうですね。
  ユニクロのフリースもありました。

  あのヴィトンにしても、定番のモノグラムから、エピのような多色展開
  がありました。

  これは、アナログ期に転換する以前に見られた現象ですが、感性トレンドの
  正弦波は、大衆の感性の傾向に合わせて作成されています。

  感性豊かな方々は、大衆よりも先に時代を感じ取ります。

  それゆえに、感性トレンドの正弦波よりも先にこういったことがおきます。
  
  話を戻します。

  多色というキーワードが、見つかり、同時代の他の商材などにも
  見られたら、キーワードとしてよいでしょう。

  更には、ワンサイクル前=前期のアナログ期に多色展開が無かったどうかと
  検証してみることです。

  前期のアナログ期には、お菓子のマーブルチョコレートやゼリービーンズ、
  佐久間式ドロップなどが多色展開されていました。

  お菓子は口にいれるもので、食の安全を考えたら、どうなのか?という部分
  があると思うのですが、こういった商品が定番となった事実があります。

  逆に、この同時代に見ることができる現象を先に読み取り、時系列に合わせて
  検証してみるという方法も成り立つことになります。

  そして、ワンサイクル前のアナログ期に事象があったかどうかと確認してみると
  よいでしょう。

  ただ、この方法だと既にブレイクしたあとにキーワードを見つける形に
  なります。ご自身のご商材に展開するには、タイミングとして遅いという
  結果になる可能性もあります。

  今回、あえてヴィトンのエピの例を出したのには理由があります。
  高額商品や官能性商品(これに関しては違う形で説明をさせていただきます。)
  には、大衆の感性トレンドよりも早くにキーワードになるものが現れてくる。
  という事実があります。

  これに気がつき、前期の同時代(現代ならアナログ期)に見ることができたか
  どうか検証し、ブームを仕掛けることも充分に可能になります。


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「第33号 〜感性トレンドの応用の仕方〜」

先ずは感性トレンドの正弦波による時代の7年ごとの区切りを理解する。

  そして、ご自身の商材や興味のあるものを、過去に遡り検証する。
  このときに、その商材や現象などの感性トレンドとの相関性がわかる。

  新たなキーワードが発見できたりすることもある。

  これが、わかると、ご自身の興味のある事柄や物事の近未来が見えてくるように
  なる。

  簡単に説明するとこの手順になります。

  例えば、自動車のデザインがどのように変化していくのかを、デモしてみます。

  デザイン面に現れるのは、アナログ・デジタルの要素が強く影響を与えます。

  現在、アナログピーク期なので、複雑系のデザインが基本となります。
  曲線基調でデコラティブなデザインです。
  すでに、エッジの効いたデザインが出始めていますが、これは、ハード期の
  要素がデザインに表れてきているからです。

  今後、市販されデザインが良いとされる自動車には、徐々にこのハード期
  の要素が強くなってきます。

  ハード期の要素がデザインに表れるときには、デジタル期に見られる
  直線などが使われてきます。
  しかし、シンプルな直線でなく、ブーメラン型のように、脳が認識する際
  複数のニューロンが立ち上がるようなものが受けてくるようになります。

  また、本来の機能優先でなく、見た目が先行するようなデザインが出てきます。
  前期のハード期においては、航空機でした。

  今期においても、戦闘機に見られるエアーダクト状の形状が、
  既に見ることが出来ます。
  この流れは、しばらく続きます。

  そして、これまではソフト期であったので、使い勝手の向上が、ありました。
  ミニバンブームは、その象徴です。そのブームも落ち着きを見せてきています。

  そしてハード期においては、機械の能力の飛躍的な向上が見られます。

  自動車においては、これまででは考える事ができないほどの馬力を持つ車が
  あいついで発表されています。

  そして、電気自動車などは、ベンチャー企業が続々と参入してきています。
  いよいよガソリンの内燃機関から、ガソリンに頼らないエンジンに変わる
  動力源を持つ自動車が誕生し普及する時代がやってくる可能性が高くなります。

  また、電気自動車に変わる、その先の新しい技術の元ととなる概念が生まれる
  ことになるでしょう。
  その技術が市販車に応用されるのは、次期ハード期ではなく、おそらく、
  その56年くらい後になるでしょう。

  そのときには車の形態も変化しているかもそれません。

  先ずは、アナログ・デジタル要素とハード・ソフトの要素を、分けて検証
  することをお勧めします。

  そして、その次に、アナログ×ハードという見方をすると、その事象への
  現れ方の特徴が見えてきます。

  それが、わかれば、その軸にしたがい、キーワードをデザインや
  商品コンセプトに落とせるようになります。

  これが、応用の仕方です。

  一度、ご自身の興味の高いもので、感性トレンドとの突合せをやってみる事を
  お勧めいたします。


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「第32号 〜TOYOTA iQ〜」

 11月20日、TOYOTAは、iQという車を発売した。

 http://toyota.jp/iq/concept/concept/index.html
   
 この車の最大の特徴は、全長が3メートルに満たないところにある。
 現在の車の全長は、ほぼ5メートル近くある。
 少し小さいなと感じても4メートルはある。
 軽自動車の規格でも、3メートル30センチである。
 全長だけで比較すると軽自動車よりも小さいということになる。

 それでいて、大人三人と子供一人が乗れる室内空間を持っている。

 燃費は、このご時勢に合わせてよい燃費を実現している。

 そして、今年のカーオブザイヤーを受賞した車である。

 まだ発売されたばかりなのでヒット商品とはいえないが、時代の変わり目を
 表す車になることは、間違いないだろう。

 先ずデザイン面だが、これは、アナログ・デジタルの見方で見る。
 現在アナログ期の第二期後半に入る。
 曲線が随所にみられ、複雑であり、ドアモールなどの水平展開がなく、
 ドアの高さがあり、相対的にガラス面積が狭く、高さを感じさせる
 アナログデザインであることがわかる。

 ハード・ソフトの観点からは、現在、ソフト期の終焉期にあたり、
 ハード期の兆候が現れてきている時期である。
 この車にハードの兆候が現れている部分を言及するならば、余計なものを
 排除したという点であろう。
 ハード期において、工業製品は新しい技術の基に、これまでにはなかった
 製品が産まれたり、その基になる技術が確立されたりする。
 余計なものが排除され、このコンパクトさと安全性を両立しているのは、
 ハード期の本当に小さな芽とソフト期の終焉を物語っている。
 そもそも車って?というものをメーカーが消費者に提示しているのである。

 しかし、この車、おそらくは、国内では、あまり販売台数は稼げないだろう。
 なぜなら、日常ユースで考えれば、軽自動車の方が圧倒的にランニングコストが
 安くなるからである。
 日本国内では、マーケットのボリュームが小さいが、欧州や新興国にとっては、
 魅力的な車になるであろうと思う。

 しかし、日本の中でも軽自動車では・・・
 というユーザーも存在しているのも事実であろう。

 私が、この車を売るなら、女性をターゲットとする。
 車が小さい分、扱いやすく、こまわりもきく。車庫入れなど苦手意識を
 持たずにすむ。

 となると、ゆくゆくは、ダイハツでのOEM販売が既に戦略に
 練りこまれているはずである。

 ダイハツのシェアは伸びてきており、女性向けのカフェ店舗戦略が効果を出して
 きているところだからだ。

 世界市場では、セグメントAクラスの車は激戦が始まっている。
 その中から、本格的なハード期の兆しが現れてくるであろう。


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「第31号 〜大きな手帳〜」

9月22日付けの日経MJ新聞の定点チェックのコーナーにA5版の大き目の
 且つ九色のラインナップを持つ手帳が好評とのこと。

 A4サイズの手帳もなかなか好評というより、私自身が一昨年から使用している。

 この手帳の大型化がなぜおこっているのか?

 感性トレンドの視点から早速、紐解いてみたいと思う。

 先ずは、私自身の経験から、何故大型の手帳にしたのか?

 先ず、非常に予定がタイトになり、スーツに入る小さな手帳では
 間に合わなくなった。

 そして、アイディアをすぐに書き留める事ができる大きな余白が欲しかった。

 この二点が大きな理由であった。

 しかし、探すとこの機能を満たすものは、あきらかにターゲットは少し年配の
 方であることがわかる。が、他に要件を満たすものがないので、その大きな
 手帳を使用していた。

 つまり、使い勝手を考慮してのことである。これは、現在、ソフトの時代で
 あるので、使い勝手の向上はソフト期のキーワードに当てはまる。

 デジタル期の手帳は、スーツに収まるコンパクトな手帳か、機能性が充実した
 システム手帳が流行した。
 そのシステム手帳を充分に使いこなしている人をあまりみたことはなかった。

 時代はアナログ・ソフト期である。

 先ずは使い勝手の向上。

 そして、大きな手帳の余白の部分にアイディアを書き留めたいというニーズは
 相当高いように見受けられる。
 これは、自己啓発の結果、自分のアイディアを大切にしたいという自分語りの
 時代とマッチしている。
 そして、手帳そのものが大きくなるのは、この主張が強くなり、アクセサリー
 が大型化するのと同様の傾向である。

 そして、女性向けの手帳には、そこに多色化がおこっている。

 その背景には、デジタル期には、セカンドバックなる小さな入れ物が
 流行していた。

 それが、今は大きなかばんを持つことが普通になったことも背景にある。

 このバッグの大型化も個の主張が強くなっているからである。

 まとめると、

 ソフト期に対応した、使い勝手の向上。
 アナログ期の自己啓発と自分語り。
 アナログ期の個の主張による大型化。

 これが、手帳の大型化を流行させている脳の潜在域で快と判断される
 キーワードとなる。

 ビズシーンに使用される手帳にも、アナログ要素がこれだけ反映される時代に
 なったといえる。

 ビジネスにおいて、次の手を考える人は、ハード期への移行に対し、先手を
 打つ時期にきている。


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