「第30号 〜中学生本〜」

日経MJ新聞9月22日号のヒットの裏側のコーナーに
 「中学生本」発学問のすすめの見出しに
 「もう一度教養を・・」大人読者つかむの小見出しが目を引く記事が掲載
 されている。

 国家・宗教・民族・歴史などの硬い分野を中学生向けに優しく綴られた本が、
 大人に支持され、販売が好調であるとのこと。

 最初は、本当に中学生向けに作られた本が、以外にも20〜30代の大人の
 購買者が多く、あえて、その層を狙い中学生向けという題をつけ、一般書に
 並べて売るという手法が確立されてきている。

 現象をすぐさま、商品開発と売り場の設定に反映することろは、さすがだが、
 予想外の読者層がヒットにつながったというところが既存のマーケティング
 手法での限界を表している。

 この現象は、感性トレンドで見事に説明がつく。

 先ずは、ご挨拶に記したとおり、アナログ期の癒し期では、自分探しが始まる。
 そして、ブレイク期には自分を高めたい欲求に駆られる。
 キーワードでは、高さがあてはまる。
 すなわち自分を高めたいのである。

 暗記が中心になりがちな歴史や民族の問題・宗教の問題など学校ではなかなか
 勉強ができない本質的な社会の問題に対し、知りたいという欲求が高まっている。
 
 この本質は、今年の年初にあげたキーワードそのものである。

 流れとしては、自分探しをし、足りない知識を補い、多様化が認められる
 アナログ期に時代を変えていくような発想がでてきて、それが現実化したり、
 ハード期に形となって現れたりする流れとなる。

 現在、自己啓発に励んでいる方々は、歴史を創っていく人になる可能性は
 充分にある。

 自分を信じて可能性を伸ばしてもらいたいと思う。

 一点、注意点をあげるとしたら、自分で確立したものの絶対性をアナログ期後半に
 人に押し付けない事である。

 この点は、充分に留意されたい。

 尚、本ではないが、歴史や宗教や民族の現代社会につながるお勧めのDVDがある。

 NHKから発売されている。映像の世紀である。

 20世紀の歴史を各国の本物の映像を集めて振り返るという内容なのだが、
 これは、本当に勉強になるので、お勧めしておこう。
 
 NHK DVD-BOX 「映像の世紀」全11集
 価格:¥ 95,000(定価:¥ 78,540)

http://www.amazon.co.jp/dp/B00005HRT8/ref=nosim/?tag=kokdz4-22
 

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「第29号 〜ゴルフボール:ツアーステージ〜」

 10月17日の日経産業新聞の新製品紹介のページの中の出足快調のコーナー
 で取上げられた商品。
 ブリジストンスポーツが、8月23日に発売した機能性とファッション性を
 両立した商品である。
 発売から約二ヶ月で5万ダースを出荷、半年で12万ダースという出荷目標を
 達成しそうだとのこと。

 ボールのカラーは、イエロー・ピンク・オレンジの三色。コース上で発見
 しやすい色が採用されている。

 開発過程の中で、カラーボールの対する許容度が高まっていることと、
 インターネット調査により、男女ともに使用経験が増えている人が多く、特に
 女性では75%の人がカラーボールの使用経験があることがわかり、開発に
 踏み切ったとのことである。

 また、各カラーの心理面への影響も効果が確認されている。

 さて、この現象に感性トレンドの観点から解読をしてみよう。

 先ず、カラーボールが出始めたのは、1990年ごろだったと記憶している。
 この時期は、まだデジタル期であり、カラーボールの普及には、少し早かった。
 しかしながら、実は、ソフト期に転換しており、ソフト期のマスクリティカルを
 越えるあたり、ちょうど長軸索活性のエネルギーが高まる時である。
 そのときに実はカラーボールが発売されていたのである。
 しかしながら、時代はデジタル期であり、その瞬間的な風は収束し、
 飛距離追求型のゴルフボールの発売へと戻ることになる。

 そして、いよいよ今期のアナログ期に転換し、ブレイク期の現在、機能性を
 追求する商品にも、多色化が見られるようになった。

 アナログ度の高い女性が使用するのは、理解しやすい。しかし、今回は、男性の
 支持率も高い。

 デジタル期には、その機能性が重視され、且つ、ゴルフボールといえば白という
 概念は金科玉条のごとく変えがたい。

 しかしアナログ期前半には、多様性が認められ、デジタル期の縛りから開放される。
 
 この商品に当てはまる感性トレンドのキーワードは

 ・多色
 ・多様性

 ということになる。

 この商品は、機能性を追求した上で、マーケティングから導きだされた多色を
 差別化の要因とした商品と見ることが出来る。

 結果として、感性トレンドのキーワードにひっかかることになり、予想外のヒット
 につながっている。

 マーケティングの段階で、感性トレンドを知っていれば、結果オーライでなく
 戦略の中に、既存のマーケティング手法では計る事のできないファクターを
 商品に盛り込む事ができる。


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「第28号 〜野菜もりもり会議に実り〜」

9月19日の日経MJ誌のブームの予感に、冒頭の野菜もりもり会議に実りの
 大きな見出しにべジミーティング広がると小見出しがついた記事が掲載された。
 これまでの企業の会議では、コーヒーが一般的な飲み物であったのに対し、
 このべジミーティングは、野菜ジュースや野菜スティックなどを口にしながらの
 会議が注目されてきてるとのこと。
 そして多くの企業に採用されはじめているとのことである。

 仕掛けたのは、トマトジュースで有名なカゴメである。自社製品の営業活動
 の一環としてべジミーティングを今春から提案し始めたところ、評判がよく、
 この会議スタイルを採用する企業が多くなった。

 実際にこの会議を採用している会社の担当者の話によると、会議での発言が
 多くなり、また、独身者が多い社員の野菜摂取の不足にも一役買い、メタボ対策
 としても有効だとしている。

 MJ誌では、食生活の改善と、野菜ジュースに含まれる糖分が脳を活性化する、
 噛む事で集中力も上がり、野菜の色によって、心理的なリラックスに繋がって
 いると解説してる。

 これを、感性アナリストの視点から解読してみよう。
 実際に会議中に糖分を採り、リラックスした状態で会議に臨むのは、効果が
 ある。
 何かが、閃く瞬間は、脳全体が活性化していることが確認されている。
 緊張し数字とにらめっこの状態では、左脳優位の状態となり、新しい発想は
 出にくい状態となる。
 また、脳が活性化するということは、信号を伝達するためのエネルギーを必要と
 する。この必要なエネルギーは糖なので、的を得ているといえよう。
 この会議スタイルは、脳機能の面からも効果があると言える。

 では、感性トレンドの視点からみたら、どうなのか?
 非常に効果がはっきりとしているので、感性トレンドの脳の潜在域の出番は
 少ないように感じる。

 しかし、しっかりと今期のキーワードがあてはまる。

 野菜が彩りを添えていることが心地よくなるのは、多色が心地よいことでもある。
 そして、自然志向になるのもアナログ期の特徴の一つである。
 オーガニックブームなども、この流れと同じものである。
 そして多様化もアナログ期のキーワードの一つである。
 会議=コーヒーという定型はデジタル期には崩れがたい。
 が、アナログ期には、定型に縛られること無く、多様なことが許容される。
 これが、この会議が広がっていく、脳の潜在域で感じる快の部分である。

 アナログ期には、定住地にて文化が積み上がる時期である。
 このような多様性が許されないと文化の発展がおこらない。

 アナログ期とデジタル期が交互にやってきて、生活圏が広がり、
 文明が高くなっていくのである。

 この会議の習慣は、広げていってもらいたいと、心から思う。

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「第27号 〜マックス バイモ イレブン〜」

 ビジネス時は短軸索リンク優位になる傾向が強くなることと、昨今の
  経済状況を考慮すると、消耗品は買い替え需要は発生するが、、
  ホッチキス本体となると、それほど、買い替え需要が大きいとは考えがたい。
  その中でヒットした文具がマックス社のバイモ・イレブンだ。

http://www.max-ltd.co.jp/news/n081010.html
  
  この商品は、今年九月十六日にMAX社より発売され、当初計画の約二倍が
  売れている。初年度の販売目標は五十万個であるが、既に上方修正する
  可能性があるとのこと。

  この商品は、40枚まで片手で簡単に留められることが最大の機能性である。
  そのために、針を新開発し足と言われる針の部分を従来品よりも一ミリ長くし、
  中型ホチキスの一般的な針の三号針より0.21ミリ細くし、軽い力で
  綴じることが可能になっている。

  つまり、表層的な成功要因は、

  これまでの中型ホチキス(厚めの書類作成時に使用するホチキス)は共用で
  あり、その置き場までいかなければならなかった。
  それが、小型ホチキス同様、手元においておく事ができ、しかも手軽に
  片手で作業ができる。
  そして、値段は本体と針のセットで千五百七十五円であるので、個人でも
  購買できるか、個人レベルでの決済が可能か稟議も通りやすい。

  つまり、「費用対効果が高く」、「扱いやすい」であろう。

  これを、感性アナリストの感性トレンドの視点から、解読してみよう。

  先ずは、多色展開されている。ホチキスでありながら、
  全五色のラインナップ。
  白・黒・赤・黄・青から選ぶ事が出来る。
  多色は、目で見たときの複雑度があがることと、その中から自分だけの
  お気に入りを選択できる。
  これは、アナログ期に脳の潜在域が快と判断する。

  そして、そのデザインは曲線で構成されている。

  曲線は、脳が認識する際に複雑度が直線よりもあがる。
  よって、アナログ期に好感度があがる。

  つまり、この商品は、理性・感性の両軸から、購入した人の満足度を
  あげることのできるハイブリッド商品の一つである。

  会社の経費で落ちなくても、個人の買い物としても充分に購買可能であり、
  また、理性・感性の両面から、買いのサインがでるので、個人の私物として
  購入もされているケースが多いのではないかと推測する。

  アスクルのような購買のしかたでなく、店舗での購買が先に発生したと
  想像できる。

  この商品、息の長い商品になるであろう。

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2008/10/14「第26号 〜シーリングスタンプ〜」

 日経MJ紙10月1日付け、16面。TREND BOX にて、
 シーリングスタンプなる商品の紹介がされていた。

 MJ紙によると、手紙に溶かした蝋をたらし。上からスタンプして封かんする
 シーリングスタンプのオーダーメイドが、女性の人気を集めているとのこと。

 オーダーメードは14000円〜で、受けつけるのは、文具メーカーの
 シールドである。

 直径1.8センチ、長さ7センチの亜鉛製の印面に、イニシャルや家紋、星座
 など好みに応じた模様を加工する。

 専用のロウも扱っており、ながさ10センチの棒状で色も豊富。
 一本315円〜だ。

 シールドの担当者によると、手紙に使うと高級感があって、お洒落。
 ギフトカードにリボンをとめる為に使い人もいるようだとのこと。

 このシーリングスタンプ、映画「パイレーツオブカリビアン」にも登場する。
 その歴史は、古く、古代メソポタミアまで遡り、古代エジプトでも使用
 されていた。

 文書を封印する際のサインとして使われていたようだ。

 11世紀にはヨーロッパの王侯貴族の間でも流行し、17世紀にはインドから
 良質なろうが手に入るようになり、王室御用達となったのが、アルバンであり、
 フランスの高級フレグランスの香水瓶の封にも使用されてるとのことである。

 この流行、今後拡大していくのではないかと予測される。

 この流行、感性トレンドからの成功要因は、

 ・デコラティブ
 ・手間隙
 ・高級感
 ・本物志向
 ・自分だけのオリジナル

 である。

 ロウをたらし、封印するということは、当然、でこぼこが生じ、見た目の
 複雑度が上がる。最近のアパレルの繊維が太くなっていることと同じである。

 また、大切な人に時間をかけると言う行為は、アナログ脳を刺激する。

 そして、歴史があり、ヨーロッパの王侯貴族の御用達であったというところが
 高級感と本物志向を刺激する。

 そして、オーダーメイドであるから、当然、自分だけのオリジナルの部分が
 脳に快と判断させている。

 アルバン社の本物のロウは、さすがに高いが、シールドのロウは
 リーズナブルである。

 今年のクリスマスカードの封印には、このシーリングスタンプの比率が高く
 なるのは間違いないだろう。

 このメーカーの感性の高さは秀逸であると、私は感じる。

 今後の商品ラインナップが楽しみである。


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2008/10/07「第25号 〜富士登山者数過去最高〜」

 富士山の登山者数の集計方法を先ず解説しよう。

 環境省が、正確な富士登山者数を集計する為に、4登山動の各8合目付近に
 赤外線カウンターを設置し、集計している。
 (4登山道とは、吉田口・須走口・御殿場口・富士宮口のことである)
 この設置は2004年に行われ、2005年から本格的に稼動している。
 濃霧の時には、誤作動することもあるので、それらを補正した数値を発表
 している。
 時に、翌年に登山者数が訂正される場合もある。
 それ以前は、登山口の車両数及び、吉田口6合目通過者数調査等からの
 推計であった。

 次に、2004年以降の富士登山者数の推移を記してみよう。

 2004年:198000人
 2005年:209209人
 2006年:218778人
 2007年:231542人(本年発表の訂正後の数字)
 2008年:305350人

 参考までに、データが調べられる範囲でのデジタル期の平均登山者数は
 151814人である。(1981〜1998年)

 本年の登山者数は、デジタル期平均の登山者数平均の約二倍の登山者数
 であることがわかる。

 また、2006年以降のアナログ期黎明期からブレイク期へ転換後、
 その伸び率を伸ばしていることが理解できる。

 さて、感性アナリストの感性トレンドを用いた解読を始めよう。

 この現象に当てはまるアナログ期のキーワードは、

 ・高さ
 ・紆余曲折
 ・スピリチュアル

 である。

 アナログ期のヒット商品や現象の解読をすると、高さというキーワードは
 かなり高い確率で現れる。
 これは、アナログ期は、定住地において、文化を積み上げる時期に
 当るからである。
 デジタル期には、生存域の拡大が根っこにあるので、横への広がりが
 心地よくなる。

 さて、富士登山における高さは、物理的な高さである。
 高い所に登っていくことが脳の潜在域で快と判断されているのである。

 そして、紆余曲折は、回り道を楽しむということでもある。
 デジタル期には、目的地に最短・最速で到達するのが心地よいのだが、
 アナログ期には、なかなか目的地にたどり着かないことが、心地よい。
 これは、ドンキホンテーがアナログ期に入ってから急速に躍進した
 要因でもある。欲しい商品がなかなか見つからないである。
 ビジネス的解析手法では、これは、ついで買いを誘うになるのだろう。

 富士山頂からの御来光のために、不便な思いをしてでも登っていくのである。
 また、事前準備もなかなか大変である。
 この準備をしながら、当日を待つというわくわくする気持ちもアナログ期
 の現象でもある。

 そして、スピリチュアルブーム。
 富士山は、パワースポットとしても有名である。
 古来より、霊峰として崇められてきている。
 スピリチュアルなことに興味のある方が、登山者の中にふくまれている
 と思われる。

 このスピリチュアルブームも、更に分解すると、精神的な高さを心地よし
 としているのである。

 これら三つの。高さ・紆余曲折・スピリチュアルのキーワードに
 脳の潜在域が反応し、快と判断し、富士登山という行動をとった人が
 多かったということである。


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2008/09/30「第24号 〜菓子類〜」

  菓子類の商戦も、大変激戦であり、個別のヒット商品を語るのは難しい。
  
  その中でも、飲料と同様、六月発売で、九月にも売り上げベスト20に
  入っている商品がある。

  ロッテ パイの実 パーティーパックである。

  甘いかそうでないかの二別をすると甘い商品群に属する。

  アナログ期は、長軸索が活性化する。長軸索が活性化すると、それだけ
  脳は長距離の神経線維に電気を流すことになり、短軸索活性化状態よりも
  多くのエネルギーを必要とする。

  脳のエネルギーは糖分である。

  ゆえにアナログ期には甘いものの好感度があがるのである。

  スナック菓子の購買には、あまり思考は関与しないであろう。
  嗜好はあるだろうが、なんとなくこれを食べてみようかと、その日の
  その瞬間の雰囲気に影響されている商品であるともいえる。

  今年の前半、飲料では、糖類・糖質ゼロの商品群が非常に話題になった。
  こちらは、短軸索活性時に好感度があがる商品群であるが、真逆のファンタ
  も売れていることをバックナンバーにてお伝えした。

  この糖類・糖質ゼロ飲料の好調と機を同じくして、ポテトチップス系の
  商品が上位を占めた時期があった。

  そして、糖類・糖質ゼロ商品群の収束と供に、菓子類でも甘い系統の
  菓子類が息を吹き返している。

  日経MJ紙の新製品ランキングで、好調なのは、26日版では、

  プチプッセ
  チョコパイパーティーパック
  キットカットミニ
  ガーナミルク
  マカダミアプレミオ

  である。

  ベスト10入りしているポテトチップス系は、ア・ラ・ポテトの
  じゃがバター味とうすしお味のみになっている。

  また、前半に売れたポテトチップス系も、シンプルな薄塩味でなく
  じゃがバターのように、コクがあったり、濃い目の味付けがされて
  いるものが目立った。

  ここにも、今年の前半は、アナログベースであることがわかる。

  複雑な味や食感、コク、などは、アナログ期に好感度が上がるからである。
  アナログ期がベースの上に、ハード期の兆候が乗った様相が見えてくる。

  そして、後半に入り、ハード期の兆候が薄くなってきていることがわかる。

  この菓子類の動向は、感性トレンドとの相関が深いので、長いスパンで
  検証すると驚く事実が浮かび上がる。

  それだけ感性トレンドとの相関が現れるので、興味のある方は、
  定点観測の一商材としておいても損はないと思う。

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2008/09/23「第23号 〜H&M〜」

 9月13日に、銀座にオープンしたH&M。その行列は長く続き、二時間以上
 入店できないという現象が発生した。

 H&Mで、グーグルに検索をかけて見ると、17,400,000件のヒット数。
 ブログに絞ってみても、2,500,368件がヒットした。(9月16日現在)
 オープン前からメディアに取上げられ、オープン時の様子はメディアに
 報道されている。

 H&Mとは、簡単にいうと、高級ブランド並みのデザインを持つお手頃価格の
 アパレルショップである。

 オフィシャルHPは
 ↓

http://www.hm.com/jp/#/startpagejapan/
 デザインは、きっちりとトレンドを押さえ高級感がある。そしてお値段は
 お手頃であることが、HPから見て取れる。

 少しH&Mの歴史を紐解いてみよう。

 1947年に、スウェーデン中部にて設立。(前期アナログ期黎明期)
 このときは、婦人服専門店であった。
 1968年に狩猟店を買収。この際に、紳士服も扱うようになる。
 この時に、社名をHennes&Mauritzとなる。
 その後、現在のH&Mを正式なブランド名とし現在に至る。

 2008年9月現在、世界に30ヶ国に1600店舗以上を持つ。
 日本では、11月に原宿店、来年7月以降に渋谷に開店予定。

 ヨーロッパでは、ドイツから2004年に撤退したGAPの全店舗を買収。

 北米では2003年にNY出展を皮切りに続々出店、カナダにも進出。

 中東でも2006年にフランチャイズ方式でUAE・ドバイに出店している。

 以上、ウィキペディア参照
 詳細は
 ↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/H&M
 
 N&Mの快進撃は、今期のアナログ期に入ってからであるということが
 よくわかる。
 
 この成功要因を感性アナリストの視点から、感性トレンドを用いて解読しよう。

 先ずは、非常に戦略がよく練られている事がわかる。満を侍しての日本進出。
 メディアの活用。販売店立地などから、綿密に日本市場への進出が行われて
 いることが理解できる。

 この中で、特徴の一つとして、売り切れた商品は再販しないという点が
 挙げられる。
 つまり、欲しいと思ったときに、買わないと次に買う事が出来ないかもしれない。
 限定品と同じ効果を持っている。
 これは、思考の部分も刺激するが、限定品というのは、あなただけの特別感で
 潜在脳を刺激する。アナログ期に有効な手段である。

 そして、同じ価格帯でありながら、他の商品よりも高級感のあるデザインを
 実現している。
 これは、ちょっと高い消費を心地よく感じる部分を刺激する。
 プチセレブ感を満足させているのである。

 なぜ、高いものの消費が心地よいのか?
 これは、アナログ期のキーワードの高さが、消費行動に現れているのである。
 高級感のあるものを消費する=自分が高まった気になるということである。

 鼻セレブの成功要因とも少し似ている。

 もちろん、商品のデザインや配色はきっちりとトレンドを押さえている。
 多色であったり、曲線であったり、それのみでなく、現在の伝統や本質を
 心地よく感じる部分を現在の商品は体現している。モノトーンであったり
 直線的であったり。

 現在は、アナログベースでありながら、ハード期の予兆が出てきている時期
 なので、デザイン的には相対するような要素も一緒に受容される時期でもある。

 本物のセレブが購入するかどうかは、わからないが、一般大衆は、このブランドを
 現在の所は、心地よく感じざるをえないだろう。

 現在の経営陣はきっちりと、思考の領域にも感性の領域にも響くビジネス展開を
 している。

 傾向として似ているブランドとして、アマダナとDIESELがある。
 DIESELも、この夏に銀座に出店している。

 今後の動向に、注目する価値は充分ある。

 2012年〜2013年のハード期への転換期にどのような手を打ってくるのか
 非常に興味深いところだ。

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2008/09/16「第22号 〜ファンタ・手にピタ!ボトル〜」

  先ず飲料の新商品は、非常に競争が厳しい世界であるということを認識して
  いただきたい。

  8月29日付けの日経MJ新聞の新製品ランキングというコーナーがある。
  この中で、飲料のベスト20が毎週金曜日に発表されている。

  8月発売の商品が7件、7月発売の商品が5件、6月発売の商品が7件、
  5月発売の商品が1件である。

  定番として生き残れるのは、わずかな商品であることがわかる。

  さて、この6月の7件の中、ファンタ・手にピタ!ボトルは、オレンジと
  グレープがそれぞれ、2位、8位にランクインしている。

  ファンタ・手にピタ!ボトルは
  ↓

http://www.cocacola.co.jp/corporate/news/news_000475.html
  
  この商品の歌文句は、機能性である。手にフィットするから持ちやすく
  注ぎやすいである。
  そして、ビタミンが入っているから健康にもよい。

  これが訴求されている。

  手にフィットするというのは、人間工学が進んできているので科学的に
  なっているが、フィト感というのは感性の領域である。

  しかし、真のヒット要因をもっと深い部分にある。

  感性トレンドのアナログ気分を刺激しているからである。

  先ず、ボトルのデザインだが、機能性を追求した結果、曲線多様の複雑な
  形状になっている。
  そして、ラベルのロゴも曲線・多色のアナログ要素を満たしている。

  この二つが、目を引くのである。

  そして、理性の部分で、注ぎ安いという事で試してみようか・・・
  実際に試して、使い安いのでリピートする。

  これが、6月に発売されても競争の激しい飲料の商品群のなかで2位を
  維持している結果となっているのである。

  自動販売機でも、このボトルは、ひと際、目を引く。
  曲線多様で複雑で多色であるからである。

  また、アナログ期には、濃い色がついている飲み物の好感度があがる。
  そのことも要因の一つである。

  一時期(デジタル期)ファンタは売れなくなった時期がある。
  それが、アナログピーク期にブレイクしているのである。

  さて、糖質・糖類ゼロでは、短軸索が働き、ファンタでは、アナログ気分
  が刺激されている=長軸索が刺激されている。

  これは、時代はアナログ期であるのだが、やがてやってくるハード期の
  担い手短軸索が活性化し始めているからと前号で解説した。

  基本的に、個人のレベルでは、長軸索と短軸索は同時同質には活性化
  しない。

  が、個人であっても、仕事中は短軸索が活性化し、リラックス
  している時には長軸索が活性傾向になる。

  また、感性トレンドにおいても、アナログ期のピーク時にハード期が
  始まる。

  この辺りの説明を明確に答えることができる人は、限られた人だけだと
  思うが、簡単に答えるとバランスがあるということである。

  さて、話を元に戻す。上半期の糖類・糖質ゼロ商品群は、現在、この
  ベスト20にはランクインしていないことを明記しておこう。

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2008/09/09「第21号 〜糖類・糖質ゼロ商品群〜」

  日経MJ紙による、上期ヒット商品番付で、西の横綱となった、糖類・糖質
  ゼロ商品群。

  発泡酒・チュウハイ・コーヒー・コーラ・スポーツ飲料などに、これらの
  うたい文句が見事に並んだ。
  
  これらの商品群は、機能性が前面に出ている。糖類・糖質がゼロだから、
  メタボリックを気にしているあなた、私を飲みなさい!!
  と語りかけている。

  となると、これは理性の領域で購買を促す商品で感性とは違う軸のもの
  という見方も出来る。

  現在、アナログピークを迎えようとしている時に、何故、ヒットしたのか?
  
  これは、私のブログ内で今年になってから発信し続けている、ハード期の
  先見現象の一つなのである。

  ハード期の担い手は、短軸索リンク。つまり、デジタル期に心地よいと
  される現象が現れてくる。

  デジタル期には、機能性がはっきりしているものの好感度が上がる。

  論理的なものが心地よいのである。

  モノトーン・細身のネクタイ・これらのものが流行しているのと
  同じという事である。

  これらは、デジタル期でもモノトーンのキーワードと直線が心地よい
  が当てはまるのだが、ハード期の立ち上がり時には、デジタル期の
  キーワードに当てはまるものが、顔を出す。

  しかし時代のベースはアナログ期である。ハード期の短軸索系リンクは
  主に工業製品の飛躍的進歩や新しい技術の確立や、インフラの整備などに
  顕著に現れる。これらが、アナログ・デジタルの要素が強く出る商品群に
  デジタル期のような要素として顔を出す。

  そのプレ現象が今年にあったということである。

  おそらくは、収束に向かい、2年後に再び顔を出し始め、5年後にも
  顔を出すであろう。

  その原理までは、このメルマガでは残念ながらお伝えできないが、機会が
  あればお伝えしたいと思う。

  今年、顔を出したハード期の予兆は、見逃しておくのはもったいない。

  この糖類・糖質ゼロも記憶に留めて置いて損は無いだろう。


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