2008/10/07「第25号 〜富士登山者数過去最高〜」

 富士山の登山者数の集計方法を先ず解説しよう。

 環境省が、正確な富士登山者数を集計する為に、4登山動の各8合目付近に
 赤外線カウンターを設置し、集計している。
 (4登山道とは、吉田口・須走口・御殿場口・富士宮口のことである)
 この設置は2004年に行われ、2005年から本格的に稼動している。
 濃霧の時には、誤作動することもあるので、それらを補正した数値を発表
 している。
 時に、翌年に登山者数が訂正される場合もある。
 それ以前は、登山口の車両数及び、吉田口6合目通過者数調査等からの
 推計であった。

 次に、2004年以降の富士登山者数の推移を記してみよう。

 2004年:198000人
 2005年:209209人
 2006年:218778人
 2007年:231542人(本年発表の訂正後の数字)
 2008年:305350人

 参考までに、データが調べられる範囲でのデジタル期の平均登山者数は
 151814人である。(1981〜1998年)

 本年の登山者数は、デジタル期平均の登山者数平均の約二倍の登山者数
 であることがわかる。

 また、2006年以降のアナログ期黎明期からブレイク期へ転換後、
 その伸び率を伸ばしていることが理解できる。

 さて、感性アナリストの感性トレンドを用いた解読を始めよう。

 この現象に当てはまるアナログ期のキーワードは、

 ・高さ
 ・紆余曲折
 ・スピリチュアル

 である。

 アナログ期のヒット商品や現象の解読をすると、高さというキーワードは
 かなり高い確率で現れる。
 これは、アナログ期は、定住地において、文化を積み上げる時期に
 当るからである。
 デジタル期には、生存域の拡大が根っこにあるので、横への広がりが
 心地よくなる。

 さて、富士登山における高さは、物理的な高さである。
 高い所に登っていくことが脳の潜在域で快と判断されているのである。

 そして、紆余曲折は、回り道を楽しむということでもある。
 デジタル期には、目的地に最短・最速で到達するのが心地よいのだが、
 アナログ期には、なかなか目的地にたどり着かないことが、心地よい。
 これは、ドンキホンテーがアナログ期に入ってから急速に躍進した
 要因でもある。欲しい商品がなかなか見つからないである。
 ビジネス的解析手法では、これは、ついで買いを誘うになるのだろう。

 富士山頂からの御来光のために、不便な思いをしてでも登っていくのである。
 また、事前準備もなかなか大変である。
 この準備をしながら、当日を待つというわくわくする気持ちもアナログ期
 の現象でもある。

 そして、スピリチュアルブーム。
 富士山は、パワースポットとしても有名である。
 古来より、霊峰として崇められてきている。
 スピリチュアルなことに興味のある方が、登山者の中にふくまれている
 と思われる。

 このスピリチュアルブームも、更に分解すると、精神的な高さを心地よし
 としているのである。

 これら三つの。高さ・紆余曲折・スピリチュアルのキーワードに
 脳の潜在域が反応し、快と判断し、富士登山という行動をとった人が
 多かったということである。


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