2008/09/30「第24号 〜菓子類〜」

  菓子類の商戦も、大変激戦であり、個別のヒット商品を語るのは難しい。
  
  その中でも、飲料と同様、六月発売で、九月にも売り上げベスト20に
  入っている商品がある。

  ロッテ パイの実 パーティーパックである。

  甘いかそうでないかの二別をすると甘い商品群に属する。

  アナログ期は、長軸索が活性化する。長軸索が活性化すると、それだけ
  脳は長距離の神経線維に電気を流すことになり、短軸索活性化状態よりも
  多くのエネルギーを必要とする。

  脳のエネルギーは糖分である。

  ゆえにアナログ期には甘いものの好感度があがるのである。

  スナック菓子の購買には、あまり思考は関与しないであろう。
  嗜好はあるだろうが、なんとなくこれを食べてみようかと、その日の
  その瞬間の雰囲気に影響されている商品であるともいえる。

  今年の前半、飲料では、糖類・糖質ゼロの商品群が非常に話題になった。
  こちらは、短軸索活性時に好感度があがる商品群であるが、真逆のファンタ
  も売れていることをバックナンバーにてお伝えした。

  この糖類・糖質ゼロ飲料の好調と機を同じくして、ポテトチップス系の
  商品が上位を占めた時期があった。

  そして、糖類・糖質ゼロ商品群の収束と供に、菓子類でも甘い系統の
  菓子類が息を吹き返している。

  日経MJ紙の新製品ランキングで、好調なのは、26日版では、

  プチプッセ
  チョコパイパーティーパック
  キットカットミニ
  ガーナミルク
  マカダミアプレミオ

  である。

  ベスト10入りしているポテトチップス系は、ア・ラ・ポテトの
  じゃがバター味とうすしお味のみになっている。

  また、前半に売れたポテトチップス系も、シンプルな薄塩味でなく
  じゃがバターのように、コクがあったり、濃い目の味付けがされて
  いるものが目立った。

  ここにも、今年の前半は、アナログベースであることがわかる。

  複雑な味や食感、コク、などは、アナログ期に好感度が上がるからである。
  アナログ期がベースの上に、ハード期の兆候が乗った様相が見えてくる。

  そして、後半に入り、ハード期の兆候が薄くなってきていることがわかる。

  この菓子類の動向は、感性トレンドとの相関が深いので、長いスパンで
  検証すると驚く事実が浮かび上がる。

  それだけ感性トレンドとの相関が現れるので、興味のある方は、
  定点観測の一商材としておいても損はないと思う。

001mailma.jpg

*お名前    姓
*メールアドレス 

           
Powered by FormMailer.


※メルマガの発行は「まぐまぐ」からになります。
※「まぐまぐ」に代理登録させて頂きます。




メルマガバックナンバー21〜30
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。