2008/09/23「第23号 〜H&M〜」

 9月13日に、銀座にオープンしたH&M。その行列は長く続き、二時間以上
 入店できないという現象が発生した。

 H&Mで、グーグルに検索をかけて見ると、17,400,000件のヒット数。
 ブログに絞ってみても、2,500,368件がヒットした。(9月16日現在)
 オープン前からメディアに取上げられ、オープン時の様子はメディアに
 報道されている。

 H&Mとは、簡単にいうと、高級ブランド並みのデザインを持つお手頃価格の
 アパレルショップである。

 オフィシャルHPは
 ↓

http://www.hm.com/jp/#/startpagejapan/
 デザインは、きっちりとトレンドを押さえ高級感がある。そしてお値段は
 お手頃であることが、HPから見て取れる。

 少しH&Mの歴史を紐解いてみよう。

 1947年に、スウェーデン中部にて設立。(前期アナログ期黎明期)
 このときは、婦人服専門店であった。
 1968年に狩猟店を買収。この際に、紳士服も扱うようになる。
 この時に、社名をHennes&Mauritzとなる。
 その後、現在のH&Mを正式なブランド名とし現在に至る。

 2008年9月現在、世界に30ヶ国に1600店舗以上を持つ。
 日本では、11月に原宿店、来年7月以降に渋谷に開店予定。

 ヨーロッパでは、ドイツから2004年に撤退したGAPの全店舗を買収。

 北米では2003年にNY出展を皮切りに続々出店、カナダにも進出。

 中東でも2006年にフランチャイズ方式でUAE・ドバイに出店している。

 以上、ウィキペディア参照
 詳細は
 ↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/H&M
 
 N&Mの快進撃は、今期のアナログ期に入ってからであるということが
 よくわかる。
 
 この成功要因を感性アナリストの視点から、感性トレンドを用いて解読しよう。

 先ずは、非常に戦略がよく練られている事がわかる。満を侍しての日本進出。
 メディアの活用。販売店立地などから、綿密に日本市場への進出が行われて
 いることが理解できる。

 この中で、特徴の一つとして、売り切れた商品は再販しないという点が
 挙げられる。
 つまり、欲しいと思ったときに、買わないと次に買う事が出来ないかもしれない。
 限定品と同じ効果を持っている。
 これは、思考の部分も刺激するが、限定品というのは、あなただけの特別感で
 潜在脳を刺激する。アナログ期に有効な手段である。

 そして、同じ価格帯でありながら、他の商品よりも高級感のあるデザインを
 実現している。
 これは、ちょっと高い消費を心地よく感じる部分を刺激する。
 プチセレブ感を満足させているのである。

 なぜ、高いものの消費が心地よいのか?
 これは、アナログ期のキーワードの高さが、消費行動に現れているのである。
 高級感のあるものを消費する=自分が高まった気になるということである。

 鼻セレブの成功要因とも少し似ている。

 もちろん、商品のデザインや配色はきっちりとトレンドを押さえている。
 多色であったり、曲線であったり、それのみでなく、現在の伝統や本質を
 心地よく感じる部分を現在の商品は体現している。モノトーンであったり
 直線的であったり。

 現在は、アナログベースでありながら、ハード期の予兆が出てきている時期
 なので、デザイン的には相対するような要素も一緒に受容される時期でもある。

 本物のセレブが購入するかどうかは、わからないが、一般大衆は、このブランドを
 現在の所は、心地よく感じざるをえないだろう。

 現在の経営陣はきっちりと、思考の領域にも感性の領域にも響くビジネス展開を
 している。

 傾向として似ているブランドとして、アマダナとDIESELがある。
 DIESELも、この夏に銀座に出店している。

 今後の動向に、注目する価値は充分ある。

 2012年〜2013年のハード期への転換期にどのような手を打ってくるのか
 非常に興味深いところだ。

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