2008/09/16「第22号 〜ファンタ・手にピタ!ボトル〜」

  先ず飲料の新商品は、非常に競争が厳しい世界であるということを認識して
  いただきたい。

  8月29日付けの日経MJ新聞の新製品ランキングというコーナーがある。
  この中で、飲料のベスト20が毎週金曜日に発表されている。

  8月発売の商品が7件、7月発売の商品が5件、6月発売の商品が7件、
  5月発売の商品が1件である。

  定番として生き残れるのは、わずかな商品であることがわかる。

  さて、この6月の7件の中、ファンタ・手にピタ!ボトルは、オレンジと
  グレープがそれぞれ、2位、8位にランクインしている。

  ファンタ・手にピタ!ボトルは
  ↓

http://www.cocacola.co.jp/corporate/news/news_000475.html
  
  この商品の歌文句は、機能性である。手にフィットするから持ちやすく
  注ぎやすいである。
  そして、ビタミンが入っているから健康にもよい。

  これが訴求されている。

  手にフィットするというのは、人間工学が進んできているので科学的に
  なっているが、フィト感というのは感性の領域である。

  しかし、真のヒット要因をもっと深い部分にある。

  感性トレンドのアナログ気分を刺激しているからである。

  先ず、ボトルのデザインだが、機能性を追求した結果、曲線多様の複雑な
  形状になっている。
  そして、ラベルのロゴも曲線・多色のアナログ要素を満たしている。

  この二つが、目を引くのである。

  そして、理性の部分で、注ぎ安いという事で試してみようか・・・
  実際に試して、使い安いのでリピートする。

  これが、6月に発売されても競争の激しい飲料の商品群のなかで2位を
  維持している結果となっているのである。

  自動販売機でも、このボトルは、ひと際、目を引く。
  曲線多様で複雑で多色であるからである。

  また、アナログ期には、濃い色がついている飲み物の好感度があがる。
  そのことも要因の一つである。

  一時期(デジタル期)ファンタは売れなくなった時期がある。
  それが、アナログピーク期にブレイクしているのである。

  さて、糖質・糖類ゼロでは、短軸索が働き、ファンタでは、アナログ気分
  が刺激されている=長軸索が刺激されている。

  これは、時代はアナログ期であるのだが、やがてやってくるハード期の
  担い手短軸索が活性化し始めているからと前号で解説した。

  基本的に、個人のレベルでは、長軸索と短軸索は同時同質には活性化
  しない。

  が、個人であっても、仕事中は短軸索が活性化し、リラックス
  している時には長軸索が活性傾向になる。

  また、感性トレンドにおいても、アナログ期のピーク時にハード期が
  始まる。

  この辺りの説明を明確に答えることができる人は、限られた人だけだと
  思うが、簡単に答えるとバランスがあるということである。

  さて、話を元に戻す。上半期の糖類・糖質ゼロ商品群は、現在、この
  ベスト20にはランクインしていないことを明記しておこう。

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