2008/08/19 「第18号 〜篤姫〜」

 NHKの大河ドラマ「篤姫」。今年のドラマ視聴率では、毎週ほぼ一位を独占
 している。
 
 初回視聴率は、20.3%と、NHK大河ドラマのスタート時のほぼ平均視聴率で
 あったが、回を重ねるごとに、その視聴率をあげ、現在25%前後で推移している。

 ここ最近の大河ドラマの年間平均視聴率は以下の通りである。

 風林火山:18.7%
 功名が辻:20.9%
 義経  :19.4%
 新撰組 :17.4%   (視聴率はウィキペディアより引用)

 NHK大河ドラマの初回視聴率は20%前後で始まる。そして、その数字で
 横ばいか、徐々に視聴率を落として上記に上げたような平均視聴率になっている。

 「篤姫」のように、回を重ねるごとに視聴率をあげてくるNHK大河ドラマは、
 ここ5年の間では、この作品だけである。

 他の4作品との決定的な違いは、主人公が女性であるという点である。
 歴代の大河ドラマでも本作品を含め7作品有るのみである。

 現在は感性トレンドでいうと、アナログ・ソフト期であり、まもなく
 アナログ・ハード期へと転換する。

 このアナログ・ソフト期というのは、最も長軸索リンクが活性化する時期で、この
 長軸索リンクが活性傾向にあるのが、女性脳の特徴でもある。
 女性が活躍しやすい時代であるとも言える。

 NHK大河ドラマとしては珍しい女性の主人公が先ず一つ目の成功要因である。
 他のドラマでは、ごくせんや七人の女弁護士も視聴率が高いか好感度が高かった。

 二番目の要因として、篤姫の生きた時代が感性トレンドの現代の波と
 ほぼ重なっている。

 産まれたのが、1836年で、これはアナログ・ソフト期で、現在と同じ時代の
 風がふいていた。
 そして、大奥に入ったのが1856年。これは、アナログ・ハード期になる。
 もうすぐやってくるアナログ・ハード期の兆候はブログなどで報告させて
 頂いているが、今年は非常にその要素が強い。

 つまり、篤姫が生まれ、大奥に入り、描かれていたこれまでの放送分は
 今の感性トレンドの脳の気分とほぼ一致している。

 これが、二番目の要因だ。

 そして、その物語は、突拍子もないアイディアを出したり、殿様が頭の悪い振りを
 していたなど、意外性が散りばめられている。
 この意外性がアナログ期の脳を心地よく刺激する。

 これが三番目の要因だ。

 さらに、今年は本質の年と提唱しているが、江戸幕府も一つの本質であり、
 また明治維新も一つの本質であると考える。
 ここで歴史や伝統などの重みが今年のキーワードとも一致している。

 これが四番目の要因である。

 まとめると

 1.女性が主人公
 2.現在の感性トレンドと物語内の感性トレンドとの一致
 3.意外性
 4.歴史・伝統

 以上が「篤姫」の高視聴率の要因である。

 残り三ヶ月の物語の展開が気になる。明治維新をどのように乗り越えていくのか
 どこまでを描くのか、どのように描くのかが後半の視聴率を左右するだろう。

 ハード期の兆候が現れている今年は、明治維新の側に話が振れても、
 篤姫の晩年、手持ちのお金をすべて残さず縁のある元大奥のために使い、財産を
 残さなかったという清い気品の部分を描いたとしても、高い視聴率になるだろう。

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