2008/06/17 「〜アウトレットモール〜」

 5月26日、日経MJ新聞の品田秀雄氏のヒットの現象学にて
  アウトレットモールの人気について言及されていた。

 御殿場のアウトレットモールは2000年に開業されている。
  つまりアナログ期に入ってからのことである。
  2000年には16だった施設数が2007年には30を越えたとのことである。

 そして、売り上げ総額も約千百億円から約四千億になったと推計されている
  とのことである。

 これは、感性トレンドのアナログ期のブレイクに歩調を合わせていると
  見てよいだろう。

 初期のアウトレットモールは、その名のとおり、アウトレット商品を破格の
  値段で購入できる場所であった。

 しかし現在は、その姿を変え、セレクトショップが人気であるとのことである。

 そして、買い物自体が目的でなく、来場自体を楽しむ人も多いのだそうだ。

 さて、感性トレンドの視点から、この現象を解読してみよう。

 先ずは、たくさんのショップがあるアウトレットモール。
  百貨店のように、どこになにがあるのか明確でない。そして、セレクトショップ
  が人気という事は、そのセレクトショップの品揃えを確認しないと判断が
  できない。

 つまり、紆余曲折と出会いである。また、家族団らんの時間で散歩をしながら
  様々な商品を見ながら楽しみ、これはというものを発見する購買の仕方である。

 百貨店の男性スペースのセオリーは、どこに何があるか明確な商品陳列。
  目的達成型のデジタル要素が強い。

 それに対し、女性スペースでは、男性よりも導線が複雑になっている。

 アナログ傾向が強まるアナログ期には、このどこになにがあるかわからない
  過程と出会いが心地よく感じるのである。

 同様の現象は、ドン・キホーテの急激な成長の成功要因にも見ることが出来る。

 スーパーマーケットはデジタル期に伸びた。
  それ以前は、商店の集まりである商店街や小売の店が集まった市場が存在した。

 形態は違うが、本質的には前期のアナログ期の買い場に近い要素を持っている
  のではないだろうか。

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