2008/05/20   「〜クイズ番組〜」

 2008年5月12日 日経産業新聞にて、クイズ番組 乱戦模様という
  見出しで記事が書かれている。
  在京キー局 週30本とのこと。
  その中でも、クイズ!ヘキサゴン2は、今年に入ってからの平均視聴率は
  19.3%の高いポイントをマークしているとのことである。
  2008年4月28日〜同5月4日までの視聴率ランキングでも、総合で
  第三位、20.7%の高視聴率という結果であった。(ビデオリサーチ調べ)
  また、この番組の中からユニットが誕生し、CDデビューを果たすという、
  もはや社会現象とも言える出来事が起こっている。

 クイズ番組は、ラジオの開局時、テレビの開局時にまで、そのルーツを
  遡ることができる。
  しかし、これだけの多くのクイズ番組が、現在、乱戦しているのは、
  感性トレンドと無関係ではない。

 今号では、この現象を紐解いてみよう。

 現在、アナログ期のブレイク期、ロイヤル(気品)の時代である。
  この現象に当てはまるキーワードは、高さ・人間性・意外性である。

 高さは物理的な高さにも当てはまるが精神性の高さにも当てはまる。
  クイズ番組が流行るのは、知識欲の向上=自分を高める、である。
  実際に習い事が多義に渡り、自分を高める事をしている人は多い。

 この部分で他の現象に目を転じてみると、DSの脳トレなどがあてはまる。
  また、前期アナログ期に売れた「頭の体操」が2001年に復活している。

 ヘキサゴン2の最大のヒット要因は、おばかキャラである。
  おばかキャラの予想できない解答が心地よく潜在脳に響く。
  これが、意外性である。
  この意外性は、他のクイズ番組では、有名な教授や知識人がクイズに参加し、
  予想外の珍解答を答える番組のヒット要因でもある。

 そして、このおばかキャラは、アイドルであったり、ヒーローを演じた
  役者であったり、モデルであったりする。
  これまで遠い存在であった人たちが、身近に感じる事ができる。
  つまり身近な人間性を感じているのである。

 日経産業新聞紙上では、TVのゴールデンタイムの視聴者層がF2層が多い
  のも理由であるとしている。(F2層とは、35歳〜49歳の女性のこと)

 女性は、男性に比べアナログ度が高い事が多い。ましてや、ビジネスを終え
  自宅でのTV視聴時には、アナログ度が高くなる時間でもある。

 しかし、現在、流行しているクイズ番組の出自が深夜枠であったものが多い。
  深夜にテレビを見る人は、若者、その時間帯にしかTVを見ることができない
  人であろう。女性だけとは限らない。

 TV番組を作成する際のパイロット枠でもある。この時間に支持された番組が
  ゴールデンタイムへと昇格するのである。

 流行に敏感な人が、感性(=脳の潜在域での判断)の元に、深夜枠での
  視聴率をつくっているといえよう。

 ヒット商品を模索している人はTVの深夜枠をチェックするのも有効な
  定点観測の一つとしてもいいのかもしれない。

 クイズ番組はブームがあるといわれている。先のブームはデジタル時代に
  あった。代表はアメリカ横断ウルトラクイズであろう。

 アメリカ横断ウルトラクイズには、デジタル期のキーワードが当てはまる。
  サバイバル・競争・冒険である。予選を勝ち抜き、アメリカに目指し、
  負けたら即刻強制帰国のサバイバル要素に、ゴールが明確で皆がそこに目指し、
  たった一人の勝者が決まる、というデジタル期のキーワードが
  そのまま当てはまる。

 他にも有名なクイズ番組はあるが、皆、競争というキーワードが当てはまる。

 現在のヘキサゴン2のアナログ要素とは、全く違うという事がよく理解できる。

 感性トレンドを用いて、解読してみると、興味深い分析ができる。

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