2008/05/13 「〜エヴァンゲリオン〜」

  1995年10月4日 - 1996年3月27日まで全26話にわたりテレビ東京系列で
  放送された連続テレビアニメ作品である。
  2006年には文化庁メディア芸術祭の10周年記念企画として行われた
  アンケート企画「日本のメディア芸術100選」のアニメーション部門で、
  他の名作アニメを抑えて第1位に選出された。(以上ウィキペディより)

 その後、アニメファンの方はご存知であろうが、最終話が物議を呼び、
  新たに映画版として違う角度からの描写が公開され、2007年に
  リメイク版が公開された。

 リメイク版の興行成績は、公開後二週間の間はトップを維持。
  見た人には続編を期待させるエンディングとなっている。

 これは、アニメファンの一部のヒットなのではないかとの声も聞こえて
  来る気もするが、現在、凄い現象がおこっている。

 この映画のセルDVDが発売になったのだが、早々に売り切れてしまい、
  オークションでプレミアム価格で取引されている。
  さらに、これまでの作品をすべて集めたDVDのBOXセットが、
  同様にプレミアム価格で取引されている。
  新品未開封の物は、なんと販売価格の二倍の約四万円が相場である。

 以前からのファンというよりも、昨年の映画を見て新たに前作を見たいと
  思った人が購入しようとしたが、このBOXセットは限定品であったので
  数に限りがあり、この現象が起きていると推測する。

 10年の間、多くのファンを魅了し更にはファンをまだまだ増やしていると
  いうことになる。

 ロボットアニメというと、ガンダムが代表であるが、エヴァンゲリオンは
  以外と女性にも支持が高い事がヒアリングでわかった。

 これを感性トレンドの視点から分析してみよう。

 エヴァンゲリオンがTV放映されたのは、デジタル時代の終焉期
  1991〜1998年にあたる。そして、アナログ時代に転換し
  現在のブレイク期にリメイク版が上映された。

 リメイク版は四部作構成であり、その第一部が2007年に公開された。
  しかし、リメイク版と言っても内容は初期の作品とストーリーがかなり
  変わるようである。

 先ず、TV放映時の作品を分析しよう。

 エヴァンゲリオンを知らない人はロボットだと思っている方も多い。
  しかし、ロボットの外観を持っているが、中身は人間と同じ遺伝子を
  持つ巨大な人のような生物である。
  デジタル時代のロボット形状の中にアナログ時代の怪獣が隠されて
  いるのである。
  時代の変わり目に、時代の風に敏感に反応する人が、ここで魅了された。
  そして、アナログ時代に変わっても支持されたのは、この怪獣の要素
  であろう。
  そして、主人公は頼りない男の子であり、活躍をするのは女性が多い。
  これもアナログ時代を反映させている。
  これが、デジタル期終焉期からアナログ期黎明期まで話題になっている
  要素である。

 そして、今年のキーワードは本質である。
  この作品は、

 人の根源とは?
  親子とは? 
  人の心の壁とは?
 
  どれも人生にとっての本質といえるだろう。

 そして、TV版に比べ、主人公の男の子が少し強くなって表現されている。
  ハード時代の兆しが内包されているのである。

 これらが、新たなファンを獲得した理由である。

 リメイク版の第一弾の内容は、最初の作品の途中までを凝縮させた内容で
  あるが、部分的には違っており、続編がかなり違った内容になるのは
  詳しい方にはご理解いただけるだろう。

 そして、TV版に比べ、主人公の男の子が少し強く表現されている。
  ハード時代の兆しが内包されているのである。

 次回公開される作品は、2007年の公開作品よりも興行収入は
  上がるだろう。
  そして、その作品次第で今後の興行成績とその後のDVD販売などが
  左右されることになるだろう。

 残りの三部がどのようにストーリー展開をされるのか非常に興味がある。

 トレンドウォッチャーとしては要チェックな作品である。

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